2017年07月23日
冠婚葬祭の式を執り行うとき、かなりのお金がかかる場合があります。この時にはそのお金をどうやって工面するかなどを考えることがあります。結婚式などなら、両家で話し合いをして行うこともあるでしょう。ローンなどを汲んで行うこともあるようです。
では、葬儀の場合にかかる費用は誰が負担するかです。ある家庭で父親が亡くなった場合、その配偶者である妻、子が数人いる場合などがあります。喪主として行うものが負担するかどうかです。まず、香典を受けているのであればその香典を充てることができます。
香典はそもそも、お金がかかって大変だからと参列者が渡すものの意味が含まれています。法的にも問題ありません。ただ、香典ですべてをまかなうことは難しいです。誰が負担する科では、主催者である喪主が負担するとの見解が一般的になっています。
妻が行うなら妻が、跡取りである長男が行うのであれば長男が行うことになります。ただ、あまり金額が大きいと、一人に負担させるのは大変です。そこで、相続人で分担をするとの見解もあります。相続人の中には、式に関して意見を言えなかった人もいるので問題が出るかもしれませんが、特別なものでなければ互いに分担するのは自然なことでしょう。
その他には、故人の資産から引き出せるかがあります。故人の資産は、相続の時の財産になります。それを処分することになるため、慎重に行う必要があります。こちらも相続人で相談をして、全員が問題ないとするときに使うようにします。